G-7ニュース｜売上高1103億円で増収増益のマルチフランチャイズ

(株)G-7ホールディングス（本社神戸市、金田達三代表取締役社長）が、2017年3月期の決算を発表した。

2017年3月期の連結業績（2016年4月1日～2017年3月31日）の売上高は1103億7700万円（前年同期比 6.2％増）、営業利益38億9700万円（28.7％増）、経常利益40億6200万円（26.1％増）、純利益20億8000万円（11.4％増）の増収増益となった。

G-7ホールディングスは、オートバックスのフランチャイズチェーン展開を中心に、以下の7つの事業を行っている。マルチフランチャイジーの上場企業である。
・㈱G-7・オート・サービス（トータルカーライフのサポート事業）
・㈱G-7スーパーマート（業務スーパーの経営、できたて弁当と惣菜ショップ Green’s Kの経営）
・㈱G-7リテールジャパン（不動産・店舗・施設・新事業の総合開発事業）
・㈱G-7バイクワールド（トータルバイクサポート事業）
・㈱G-7ミートテラバヤシ（食肉および畜産加工品の小売事業）
・㈱G7ジャパンフードサービス（食料品・飲料の製造、販売および輸出入および飲食店経営事業）
・㈱G-7アグリジャパン（新鮮な安心・安全で、おいしく健康に良い農産物を中間流通経路をカットして直接消費者に提供する事業）

このうちG-7スーパーマートは、2002年4月に設立し、食品・生活用品を販売する業務スーパーを経営している。現在130店舗（北海道7店舗、関東54店舗、中部34店舗、関西31店舗、九州4店舗）あり、その中で2017年度は兵庫県1店舗、埼玉県3店舗、千葉県1店舗、東京都1店舗、愛知県1店舗、神奈川県1店舗、合計8店舗を新規出店した。またできたて弁当と惣菜ショップ「Green’s K」10店舗を経営している。

精肉加工・販売事業のG-7ミートテラバヤシは、1974年9月に創立され、現在92店舗を展開している。2017年度は兵庫県に1店舗、埼玉県3店舗、千葉県1店舗、神奈川県2店舗、大阪府1店舗、合計8店舗を新規オープンし、売上げは堅調に推移した。

そのほかの事業でも農産物直売所「めぐみの郷」3店舗、焼きたてチーズタルト専門店「BAKE CHEESE TALT」2店舗、大型コインランドリー「マンマチャオ」2店舗、たいやき専門店「やまや本舗」1店舗など積極的に新規出店を展開している。また今期は、G-7モールフェスティバルや大感謝祭などのイベントにおいて販売強化を展開して、成果をあげた。

今後もグループの方針である「売上確保、粗利率UP、在庫コントロール、経費コントロール」を継続しつつ、人づくり、組織づくりの再構築を図る。また国内外において事業基盤の構築に向けた経営体制の強化に努めていく。

2018年度の業績見通しは、売上高 1177億円（ 6.6％増加）、営業利益41億円（5.2％増加）、経常利益43億円（5.9％増加）、純利益22億円（5.8％増加）を見込む。

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