バローニュース｜5月は売上高▲2.1％、既存店は▲4.9％と不調

(株)バローホールディングスは、5月度月次営業情報を発表した。

バローホールディングスは、東海地方を中心にスーパーマーケットを中核として、ホームセンター、ドラッグストア、スポーツクラブを展開するバローグループの持株会社。ほかに、農産物の生産、食品製造・加工、物流、資材調達、保守・メンテナンス、清掃等の多様な機能をグループ企業で補完する流通システムを構築している。

2017年3月期の売上高は5205億3000万円。

5月の単月全店売上高は前年同月比▲2.1％だった。既存店売上高は▲4.9％、客数は▲4.5％、客単価は▲0.5％となった。

中部薬品の5月の全店売上高は13.3％増。既存店売上高は6.8％増、客数は3.9％増、客単価は2.9％増となった。

ホームセンターバローの全店売上高は10.7％増。既存店売上高は4.4％増、客数は3.9%増、客単価は2.9％増だった。

スーパーマーケットが不調だが、ドラッグストアとホームセンターは2桁成長。業態間格差がくっきりと出た。

月次中に中部薬品1店舗、スポーツクラブ、アクトス2店舗を出店。退店はなかった。

結果、2017年5月末のグループ総店舗数は759（スーパーマーケット278、うちバロー241）、ドラッグストア342、ホームセンター36、スポーツクラブ78、ペットショップ21、その他4となった。

バローは1958年7月に(株)主婦の店として岐阜県恵那市に設立。同9月にスーパーマーケット1号店、恵那店の営業を開始。1969年に中部興産を設立し、不動産事業を開始。1974年に本店を恵那市に移転するとともに社名を(株)バローに変更した。

1984年には中部薬品(株)を設立し、医薬品等の販売を開始。1985年に中部フーズ(株)を設立。蒟蒻と麺類の製造および販売を開始。1993年10月に名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場。1995年、(株)富士屋と合併。1998年(株)アクトスが、(株)バローより営業譲渡を受け、スポーツクラブ事業を開始。2005年に東京証券取引所市場第一部および名古屋証券取引所市場第一部に指定。

2015年に(株)バローから(株)バローホールディングスへ商号変更。(株)バローがスーパーマーケット事業を、(株)ホームセンターバローがホームセンター事業・ペットショップ事業を承継した。

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