三陽商会news|5月店頭販売はバーバリー契約終了の影響で▲12%

(株)三陽商会(東京都新宿区、岩田功代表取締役社長)は、5月度店頭販売概況を発表した。

5月の全社の店頭販売実績は前年同月比▲12%。
既存事業は▲5%、紳士服事業▲10%、婦人服事業▲2%だった。

いずれのセグメントとも不調だったが、全社店頭販売額については、2015年6月にライセンス契約が終了した、バーバリー社ブランドの影響が顕在化した形となった。

百貨店の商況は、前年に比べ日曜日が1日少ない中、訪日外国人による免税品や高額品の売上げが全体を押し上げ、大都市圏の大型店舗ではおおむね前年実績を上回った。

百貨店の衣料品は、依然低迷しているが、気温の上昇に伴い、一部の夏物商材や服飾雑貨が伸長を見せた。

三陽商会は、この時期のメイン商材となる「カットソー」が既存事業における店頭販売額で4%減になるなど、前年を下回ったアイテムが多く、厳しい商況となった。

紳士服ではカジュアル系の「ジャケット」が3%増、婦人服ではスカートが6%増で推移した。今春のトレンドアイテムとなっている「シャツ・ブラウス」が、気温の上昇に伴い勢いが鈍化したものの、5%増と5月においても好調に推移した。

三陽商会の2016年12月期の売上高は676億1100万円。

検索ワード:三陽商会 5月 バーバリー

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