パルコnews|渋谷パルコ一時休業の影響から第1四半期は減収増益

(株)パルコ(東京都渋谷区、牧山浩三社長)は、2018年2月期の第1四半期連結業績を発表した。

2017年3月から5月までの業績は、渋谷パルコの一時休業や千葉パルコ閉店の影響などにより、営業収益は235億0800万円(前年同期比0.8%減)。一方で、渋谷パルコの再開発事業などに伴うその他の収益を計上したことにより、営業利益は34億9700万円(2.5%増)。税引前四半期利益34億2200万円(2.0%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は23億0100万円(5.2%増)と減収増益だった。

ショッピングセンター事業の営業収益は128億5000万円(7.3%減)、営業利益は32億4500万円(6.1%増)。またパルコ店舗におけるテナント売上高は、632億3700万円、渋谷パルコの一時休業や千葉パルコの閉店の影響で前年同期比は5.9%減となった。

そのうち、パルコ店舗事業は、類型を2つに分けて、本部組織の改編と店舗別の政策を強化している。すなわち第1は「都心型店舗」の札幌、仙台、池袋、渋谷(2016年8月8日より一時休業)、静岡、名古屋、広島、福岡の8店。第2は「コミュニティ型店舗」の宇都宮、浦和、新所沢、津田沼、ひばりが丘、吉祥寺、調布、松本、大津、熊本の10店。

またショッピングセンター事業における改装では、食(食品、飲食)や化粧品の成長業態を積極的に導入するなど、全店計約1万5000㎡を実施した。

専門店事業の営業収益は51億円9900万円(1.4%増)。営業損失は1800万円(前年同期営業利益は3300万円)。総合空間事業は、営業収益が56億9500万円(0.1%減)。営業利益は3億2300万円(10.3%増)。

検索ワード:パルコ 第1四半期 ショッピングセンター 渋谷パルコ 

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