三越伊勢丹news|6月は旗艦店・高額品好調で既存店売上げ0.9%増

(株)三越伊勢丹ホールディングスは、6月度国内百貨店事業の売上高速報を発表した。

国内百貨店事業の売上高は、新宿伊勢丹本店が前年同月比4.2%増、三越日本橋本店3.0%増、三越銀座店4.5%増の都内旗艦3店がプラス。
一方、伊勢丹立川店▲1.5%、伊勢丹松戸店▲3.6%、伊勢丹浦和店▲2.7%、伊勢丹相模原店▲4.7%、伊勢丹府中店▲3.3%の5店舗がマイナスだった。

三越伊勢丹全体の売上高は▲2.0%、既存店は1.1%増だった。

また国内グループ百貨店の売上高は、札幌丸井三越3.6%増、函館丸井今井0.1%増、仙台三越▲1.2%、新潟三越伊勢丹▲2.7%、静岡伊勢丹0.4%増、名古屋三越▲3.4%、広島三越▲1.2%、高松三越▲1.1%、松山三越▲6.0%、岩田屋三越5.0%増。

国内グループ百貨店の売上高は0.6%増となった。

以上の結果、国内百貨店全体の売上高は▲1.0%、既存店は0.9%増となった。

旗艦3店舗、札幌・福岡など大都市圏の店舗を中心に宝飾・時計やラグジュアリーブランドなど高額品の動きがよく売上げを牽引した。国内百貨店事業計の既存店売上高は0.9%増となり、2カ月ぶりにプラスに転じた。

6月は晴天日が多く、夏物商品への購買意欲は堅調で、サンダルやアクセサリー等の婦人雑貨が好調だった。また、食品や化粧品などの日用品の動きも引き続き好調だった。

お中元商戦は、希少性の高い限定品を中心に高価格帯商品が客単価を押し上げた。さらにインターネット受注の高い伸びが寄与し、前年実績を上回った。

衣料品は前年には届かなかったが、気温の変化に対応可能な高機能素材のブラウスや、冷房の冷え対策の羽織物が動いた。

6月は高級品販売に下支えされたが、相変わらず衣料品の不調は継続している。

検索ワード:三越伊勢丹ホールディングス 6月 売上げ 高級品

関連カテゴリー

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧