サンエーnews|第1四半期は455億円で1.1%増収・経常利益率8.9%

(株)サンエー(沖縄県宜野湾市、上地哲誠社長)は、2018年2月期第1四半期(2017年3月1日~5月31日)の決算を発表した。

営業収益454億7700万円(前年同期比1.1%増)、営業利益39億1300万円(0.3%増)、経常利益40億4600万円(0.2%増)純利益26億6000万円(8.0%増)と、増収増益を確保した。

売上高対比の営業利益率は8.6%、経常利益率は8.9%だった。これは極めて高い数値だ。

経営方針を「意識して考え実行する」とし、安心・安全・信頼・良質を求めるお客に応えるため、仕組み力、商品力、人材力の向上を実行した。企業理念の浸透、七大基本(クリンリネス、鮮度と味、品揃え、価格、陳列技術、サービス、正しい表示)の徹底、既存店の活性化、効率化を図り、お客満足度の向上に努めている。

サンエーは、2017年現在、スーパーマーケット、ショッピングセンターの店舗数と売上高はともに沖縄県内で第1位。またローソン、マツモトキヨシ、良品計画など県外の企業とのFC契約で沖縄県内への出店を数多く手掛ける。ニチリウグループの有力企業の1つでもある。

サンエーは7月1日に大型商業施設の開設を発表したばかりだ。
施設は沖縄市キャンプ・キンザー沖の埋め立て地(西海岸第1ステージ)に2019年夏をめどに開業する。総賃貸面積約7万8000㎡に、体験型映画館「ユナイテッド・シネマ」をはじめ、230店のテナントが入る。イオンモール沖縄ライカムを上回り、沖縄県内では最大規模となる。その総工費も約400億円と巨大だ。

この巨大投資も、高い収益性だからこそ可能となっている。そしてその高収益を支えるのが、基本の徹底である。

検索ワード:サンエー 沖縄 第1四半期 決算

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