ユニクロnews|6月はキャンペーン商品好調で既存店4.1%増
(株)ファーストリテイリングが、6月の国内ユニクロ事業の売上推移速報を発表した。
直営店(793店)とダイレクト販売を含む売上高は前年比3.8%増、客数は8.1%増だったが、客単価は4.0%減となった。また直営店は、売上高2.7%増、客数8.6%増、客単価5.4%減だった。
6月は出退店ともになかった。
そのうち既存店の737店舗は、売上高4.1%増、客数8.2%増、客単価は3.8%減だった。
6月は、ワイヤレスブラ、感動パンツなどのキャンペーン商品の販売が好調で、既存店売上高は、客単価減をカバーして増収となった。
客数は直営店、既存店とも増えており、ユニクロ事業の堅調さを裏付けている。
日本中のアパレル小売業はユニクロの動静に気を配っておかなばならない。ユニクロが売上げ増なら、わが社も売上げ増。ユニクロが売上げ減ならわが社も売上げ減。それでいい。ユニクロが絶対的な基準だ。
何しろアパレルだけで日本第3位の小売業だ。ユニクロがアパレルの売上げ動向を象徴していると考えても、何ら問題はない。だからどんな企業も6月は、4%伸ばしていなければならない。ユニクロだけ伸びて、わが社が減ったら、努力が足りない。そう認識しておくべきだろう。
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