ABCマートnews|第1四半期は売上高3.3%増も営業・経常ともに減益
(株)エービーシーマート(東京都渋谷区、野口実社長)は、2018年2月期第1四半期の決算を発表した。
2017年3月1日~5月31日の売上高は685億4600万円(前年同期比3.3%増)、営業利益139億7400万円(▲2.6%)、経常利益143億0400万円(▲2.1%)、純利益94億9800万円(▲1.5%)となり、増収減益となった。出店コストや販促強化で宣伝費を積み増したことが営業利益に影響した。
売上高対比の営業利益率は2.0%、経常利益率は2.1%。
国内店舗の売上高は1.4%増の524億3600万円、営業利益は1.6%減の129億7200万円。国内店舗は、客数はやや増加したが客単価はほぼ前年同期と同じ水準で推移した結果、全店では1.6%増、既存店0.9%増だった。
一方、海外店舗の売上高は、韓国が9.0%増の114億4700万円、台湾は30.8%増の13億5000万円、米国は6.6%増の35億5200万円と好調だ。海外における売上高は10.0%増の163億5000万円だが、営業利益は14.6%減の9億9200万円と、増収減益だった。
好立地の商業施設やショッピングセンターを中心に、第1四半期には36店舗を出店し、国内店舗数は939店舗。海外店舗を含めると5月末の店舗数は1176店。積極的な出店は続いている。
また既存店改装では、大型旗艦店を含め、業態変更や増床改装・移転改装など23店舗で実施している。
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