PLANTnews|第3Qは商品力強化に取り組むも売上高1.6%・経常利益32%減
スーパーセンターを営む(株)PLANT(福井県坂井市、三ツ田佳史社長)の2018年9月期の第3四半期決算が公開された。
第3四半期累計期間における経営成績は、売上高が642億3800万円(前年同四半期比1.6%減)、売上総利益は127億7900万円(0.3%減)、営業利益は11億0500万円(35.7%減)、経常利益は1億1700万円(32.2%減)および四半期純利益は8億0300万円(23.8%減)となった。
PLANTは「スーパーセンター業態の社会的認知の実現」を中長期経営計画の方針としている。この間、その方針を遂行するために「企業規模拡大」「店舗運営力向上」「商品力向上」という3つの戦略に取り組んできた。
その中でも営業の中心となるのが「商品力向上」だ。福知山店、聖籠店、瑞穂店の改装では、「キッチン」「リビング」「トラベル」「ビジネス」「ワーク」等の生活シーン別の売場を設け、より女性・主婦目線を意識した品揃えに変更した。清水店では地方の生活必需品であるガソリンの需要の取り込むために、同社2店舗目となる直営のガソリンスタンドを新設している。
また清水店、瑞穂店、横越店、境港店には、フレッシュジュースコーナーを設けた。
さらに瑞穂店、横越店、川北店は、営業時間を9時開店22時閉店から8時開店24時閉店に変更、津幡店、境港店、滑川店、淡路店では開店時間を9時から8時に繰り上げるなど、多様化する顧客の生活時間に対応するために営業時間の変更を行っている。
スーパーセンターはウォルマートのハイパーマートのブランド名だが、食品と非食品の総合品揃えで最強のフォーマットとされる。プラントは日本市場でそのスーパーセンターに一番最初に、本気で取り組んだ企業である。現在、スーパーセンター24店を営業している。
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