LIXILビバnews|第1Qはリフォーム低迷も売上高450億円/経常利益率6%

㈱LIXILビバ(埼玉県さいたま市、渡邉修社長)の2018年の第1四半期の決算が発表された。

第1四半期連結累計期間の業績は、売上高450億4200万円、営業利益30億9000万円、経常利益27億9500万円、四半期純利益は18億8400万円だった。売上対比の営業利益率6.86%、同経常利益率6.21%。

ホームセンター業界においては、消費者の節約志向などにより、個人消費の回復が停滞しており、同業他社や他業種を含めた競争が一層激化し、厳しい経営環境が継続している。
このような状況下、LIXILビバは「日本の生活文化に合った真のホームセンター業態を創る」というコンセプトのもと、店舗開発・商品開発、サービス面の充実に取り組んできた。

セグメント別の業績は、次の通りである。

①ホームセンター事業
前期出店店舗の売上げが寄与、R-50成長戦略(リフォーム関連商品の売上構成比増加)の推進や諸経費の削減活動に取り組んだ結果、営業収益451億3600万円、セグメント利益は26億4700万円となった。

主要な3商品部門別の販売状況は次の通り。
(a)リフォーム関連
熊本地震後の特需の反動で防災用品が減少したが、R-50成長戦略に基づく施策と前期出店店舗の寄与もあり、リフォーム商材の売上げは堅調に推移した。一方、工事を伴うリフォームサービスの売上げは、競争激化により高額物件の受注が伸び悩んだ。その結果、営業収益は166億7100万円となった。
(b)ホームセンター商材
家庭用品とインテリア用品が伸び悩んだが、ガーデンとペットが伸長したことで、営業収益は179億9300万円となった。
(c)一般商材
事務店舗用品や家電が伸び悩んだ。その結果、営業収益は98億8900万円となった。

②デベロッパー事業
前期にオープンしたモールの寄与があり、営業収益15億5400万円、セグメント利益4億4300万円。

検索ワード:LIXILビバ ビバホーム リフォーム 2018年3月 第1四半期

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