ジュンテンドーnews|イエローハット譲渡で上半期営業収益232億円・0.7%減
(株)ジュンテンドー(島根県益田市、飯塚正社長)の2017年度上半期決算。3月から8月までの営業収益(売上高及び営業収入)は、232億5400万円で、前年同期比1億5600万円(0.7%)の減少。
その内訳は、売上高が224億3100万円で前年同期比1億4200万円(0.6%)の減少、営業収入は8億2200万円で前年同期比1400万円(1.7%)減少となった。
損益面では、価格競争力の強化などの要因により、営業利益は6億7800万円で前年同期比5100万円(7.1%)の減少、経常利益は6億3600万円で前年同期比4100万円(6.1%)の減少。ただし四半期純利益は、4億3400万円で前年同期比1400万円(3.4%)の増加で終わっている
減収の要因は、期首に「イエローハット」FC事業を譲渡した影響だ。
同社HPより
主力のホームセンター事業は、園芸農業・資材工具部門が堅調に推移し、増収となった。上期はホームセンターの新設1店、全面改装1店を実施し、一方でホームセンター1店、ドラッグストア1店を閉店している。
ジュンテンドーは、「地方都市、中山間地、離島のなくてはならないインフラになろう」の経営方針のもと、「ホームセンターは、農業、園芸、資材、金物、工具、ワーキングの専門店である」として商品政策を進める。第3四半期にはホームセンターの増床1店を予定し、収益の回復を目指すとしているが、状況はやや厳しそうだ。
ホームセンターのほかにドラッグストアの「サンデーズ」、ブックセンター「ジャスト」を展開している。
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