G‐7news|2017年度上半期は粗利益アップ・在庫コントロールで増収増益
オートバックスのFC展開をする(株)G-7ホールディングス(兵庫県神戸市、 金田達三社長)の2018年3月期第2四半期の業績。
売上高は571億6000万円(前年同期比7.9%増)で、営業利益16億2000万円(12.7%増)、経常利益17億2900万円(8.7%増)、純利益10億7400万円(25.5%増)と増収増益。
売上高対比の営業利益率は2.8%、経常利益率は3.0%。
期間中は「売上げ確保、粗利率アップ、在庫コントロール、経費コントロール」の4つのグループ方針のもと、人づくり、組織づくりの再構築で国内外の収益力強化に取り組んだ。
G-7ホールディングスは、カー用品のオートバックスのフランチャイジー展開を中心に、ほかに6つの事業を多角化経営している。
第1はトータルカーライフのサポート事業の(株)G-7・オート・サービス。
第2は業務スーパーの経営と、できたて弁当と惣菜ショップ「Green’s K」の経営する(株)G-7スーパーマート。
第3は不動産・店舗・施設・新事業の総合開発事業を担う(株)G-7リテールジャパン。
第4は食肉および畜産加工品の小売事業(株)G-7ミートテラバヤシ。
第5は食料品・飲料の製造、販売および輸出入および飲食店経営事業の(株)G7ジャパンフードサービス。
そして第6が、農産物を中間流通経路をカットして直接消費者に提供する(株)G-7アグリジャパン。
通期の業績は売上高1177億円(前期比6.6%増)、営業利益41億円(5.2%増)、経常利益43億円(5.9%増)、純利益22億円(5.8%増)を見込んでいる。
多角化経営で本業以外に6つの事業に手を伸ばしていて、「選択と集中」のセオリーとは反対の政策を採っている。通常は成長性に問題が出るところだが、増収増益。立派なものだ。
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