ノジマnews|上半期2341億円14.7%増・二ケタ増収増益で絶好調

(株)ノジマ(神奈川県横浜市、野島廣司社長)の2018年3月期の上半期決算。

売上高は2341億4000万円(前年同四半期比14.7%増)、営業利益は74億6900万円(33.7%増)、経常利益79億8700万円(35.4%)、四半期純利益は43億8400万円(20.4%)と二桁の大幅増収増益となった。

デジタル家電専門店運営事業は売上高952億6800万円(5.6%増)、利益は55億9600万円(23.3%)、のれん償却前セグメント利益は55億9800万円(23.3%)と好調。この事業では、勉強会や研修を通して知識・経験の共有および深化を図り、コンサルティングセールスのレベルアップやお客のニーズに合致した新しい商品・サービスの充実に取り組んだ。スクラップアンドビルドを含め、デジタル家電専門店10店舗を新規出店、6店舗を閉店。通信専門店を合わせて187店舗を展開する。

キャリアショップ運営事業の売上高は1104億3700万円(2.7%減)、利益は25億9200万円(102.7%増)、のれん償却前セグメント利益は55億1400万円(31.7%)。キャリアショップ運営事業およびインターネット事業では、新卒社員の採用強化や、教育・研修の推進などを通じて、生産性の向上に取り組んだ。直営店・FC店を合わせて、スクラップアンドビルドを含め、29店舗を新規出店・新規獲得し、6店舗を閉店したため、660店舗となった。

前期末に富士通の子会社であるニフティ(株)の個人向けインターネット接続事業を250億円で買収。この買収によって立ち上げたインターネット接続事業部門は、売上高249億0400万円、セグメント損失は1億7200万円、のれん償却前セグメント利益は10億4600万円。

ノジマは郊外型ショッピングセンターのサブ核テナントとして出店することを得意とする。2017年だけでも「川崎水沢店」「イオンモール千葉ニュータウン店」「ららぽーと立川立飛店」「上尾PAPA店」「入間藤沢店」「クロスガーデン調布店」「石和店」「ダイエー草加店」「イーアス高尾店」「本厚木ミロード店」「イトーヨーカドー東大和店」などをオープンしている。

また5月には家電に特化したフリマアプリ「nojima フリーマーケット」の配信を開始している。

検索ワード:ノジマ 決算 2018年3月

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