アスクルnews|上半期売上高1716憶9300万円4%増・営業利益37%減
(株)アスクル(東京都江東区、岩田彰一郎社長)が2018年5月期の第2四半期(2017年5月21日~2017年11月20日)決算を発表した。
売上高1716憶9300万円(前年同期比4.0%増)、営業利益23憶0900万円(36.6%減)、経常利益41憶0400万円(41.3%減)、四半期純利益は33憶9300万円(61.2%増)と増益となった。
売上総利益はPB商品の拡大により、BtoB事業とBtoC事業ともに売上総利益率が上昇した。ただし、2017年10月に稼働させた「ASKUL Value Center日高(以下、AVC日高)」の新設物流センターが、既存物流センター並みの労働生産性に至っていないことから物流変動費が一時的に増加した。また、地代家賃等の負担により売上高固定費比率が上昇したため、営業利益は減益となった。
今期は、2017年2月16日に発生した「ALP首都圏」火災からの完全復活基礎固めの年と位置付け、早期の商品出荷能力の回復と効率化を目指している。
主力のeコマース事業の売上高は1687億6700万円(3.7%増)で、売上総利益は404億7300万円(9.2%増)。営業利益は24億7200万円(36.9%減)。
BtoB事業は新規顧客が着実に増えていること、取り扱い商材の拡大、販促効果により、前年同期比で59億3400万円、4.2%増収の1478億5400万円となった。BtoC事業(「LOHACO」と子会社である(株)チャームの合計)は、売上高が前年同期比で1億5000万円・0.7%増収の209億1300万円。主力事業の「LOHACO」は火災の影響から前年同期比で減収となった。一方、2017年7月にペット・ガーデニングを専門に取り扱うチャームを子会社化したことが増収に寄与した。
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