クリエイトSDnews|上半期売上高1309億円7.7%増・経常利益13.4%減

ドラッグストアチェーン9位の(株)クリエイトSDホールディングス(横浜市青葉区、廣瀬泰三社長)の2018年5月期の上半期決算が出た。同社は関東から中部にかけてドラッグストアを展開する。

売上高1309億6700万円(前年同期比7.7%増)、営業利益61億0300万円(14.0%減)、経常利益62億7900万円(13.4%減)、四半期純利益42億7600万円(13.1%減)の増収減益だった。

売上高対比営業利益率は4.7%、同経常利益率は4.8%。

同社はドラッグストア事業を主体に、有料老人ホーム事業とデイサービス事業を展開する。

そのドラッグストア事業は、8月の長雨や10月の2度にわたる台風など、天候不順で苦しんだ。しかし、出店数の増加と、購入頻度の高い商品のEDLP(エブリデイ・ロープライス)施策、調剤薬局への「かかりつけ機能」の付加などにより、既存店売上高が前期を上回って、増収となった。

ただし、天候不順による季節商材の不振、EDLP施策強化が売上総利益率の低下を招いた。また、人員増強や時給単価の上昇などによって、人件費が増加したことで減益となった。

ドラッグストアへの併設調剤薬局を11店舗開設し、調剤専門薬局を5店舗開局する一方で、調剤専門薬局を1店舗閉局している。

11月末時点の店舗数はドラッグストア527店舗、調剤専門薬局36店舗、ドラッグストアへの併設調剤薬局136店舗。さらに有料老人ホーム事業は介護付有料老人ホーム2施設、デイサービス事業はデイサービスセンター40施設を運営している。

検索ワード:クリエイトSD ドラッグストア 老人ホーム デイサービス

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