コメリnews｜第3Qは大型店牽引し営業収益2670億円3%増･経常利益1%増

(株)コメリ（新潟県新潟市、捧雄一郎社長）の2018年3月期第3四半期決算が発表された。

3四半期累積の営業収益は、2670億0900万円（前年同期比103.4％）、営業利益154億8800万円（101.1％）、経常利益155億0300万円（同100.9％）、四半期純利益104億1100万円（103.6％）の増収増益だ。

営業収益対比営業利益率は5.6％、同経常利益率は5.8％。

消費者の節約志向が根強く、消費の二極化がより鮮明になっているなか、コメリでは、パワー(PW)、ホームセンター（HC）、ハードアンドグリーン（HG）の店舗フォーマットごとに標準モデルをつくり、新店と既存店への水平展開を図っている。

第3四半期までに、PW13店、HC７店、HG109店の計129店舗の既存店改装を行った。また、PW全店で、EDLP（エブリデー・ロー・プライス）政策を進めた。PWの客数と一人当たり買上げ点数が堅調に推移したことで売上げ全体を牽引した。既存店売上高も、前年比100.8％と前年をクリアしている。

新規出店は、PW8店、HC6店。HG2店をスクラップ＆ビルドしてHCのフォーマットに転換している。閉店はこの2店のほかに、HG3店舗、ホームファッションセンターのアテーナ1店舗の計6店だ。

12月末段階の店舗数は、PW52店、HC165店、HG963店、AT12店と全1192店となる。パワーの店舗の比率が増えたことで、売場面積は過去最大級の増加となっている。

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