ロック・フィールドnews|第3Q 売上高391億円1.7%増/野菜高騰で利益圧迫

(株)ロック・フィールド(神戸市東灘区、岩田弘三社長)が2018年4月期の第3四半期決算を発表した。

第3期までの累計売上高は391億5900万円(前年同期比1.7%増)、営業利益は23億7100万円(2.2%減)、経常利益は24億0900万円(2.1%減)、そして四半期純利益は15億9300万円(4.9%)。増収なるも営業・経常利益は減益となった。

中食・惣菜業界は、高齢化・女性の社会進出などライフスタイルの変化に伴って、依然、市場は拡大している。しかし、コンビニやスーパーマーケットの中食強化で競争は激しくなっている。ロック・フィールドにとっては厳しい経営環境が続く。

それでも繁忙期のクリスマスや年末年始の販売と、新たに始めたWEBや電話での事前予約による注文が大きく伸びたことで売上高は伸長した。しかし昨年10月の長雨と台風、その後の全国的な低温や降雪によって野菜の価格が高騰した。ロック・フィールドは「ザ・ミライ・サラダカンパニー」を標榜して、サラダと野菜を中心に健康的な新しい食生活提案を進めているが、野菜の仕入れ原価が高騰したにもかかわらず、サラダアイテムの価格は当然、据え置かれ、それが皮肉なことに利益を圧迫してしまった。

検索ワード:ロック・フィールド ザ・ミライ・サラダカンパニー 神戸コロッケ 中食 2018年4月期

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