H2Onews|2月既存店は百貨店5.3%増・阪急オアシス&イズミヤ減収
エイチ・ツー・オー・リテイリング(株)(大阪市北区、鈴木篤社長)が2018年2月度の営業概況を発表した。
連結売上高は前年同月比4.4%増。主力の百貨店事業は3.4%増。
(株)阪急阪神百貨店(大阪市北区、荒木直也社長)は旗艦店の阪急本店が8.4%増、阪神梅田本店が1.5%減だった。千里阪急、川西阪急、宝塚阪急、西宮阪急、三田阪急、博多阪急、阪神にしのみやなど12支店は2.3%の減少となった。つまり3.4%増は、阪急本店が全体をけん引しているということになる。
ただし百貨店全体の既存店は前年比5.3%増と好調で、客数も0.6ポイント前年を上回っている。
百貨店の2月の商品別売上高を見ると、「紳士服・用品」が11.4%と大幅に伸びた。「身の回り品」も9.6%増加している。「婦人服・用品」は3.3%減、「子ども服・用品」も5.5%減。
スーパーマーケットの(株)阪急オアシス(大阪府豊中市、千野和利社長兼会長)は2月の売上高が0.2%増だったが、既存店は1.2%減となった。
イズミヤ(株)(大阪市西成区、四條晴也社長)は8.7%減、既存店は3.4%減。イズミヤは店舗閉鎖を進めているから、全体では前年比マイナスになるのは仕方ないが、問題は既存店の不振である。
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