イオンnews|2018年2月期業績予想を上方修正/売上高8兆3700億円
イオン(株)(千葉市美浜区、岡田元也社長)は、2017年10月4日に公表した2018年2月期(2017年3月1日~2018年2月28日)の連結業績予想を上方修正する。
営業収益は700億円上回る8兆3700億円で、前期比101.9%となる見込み。GMS(総合スーパー)事業、SM(スーパーマーケット)事業、国際事業の売上げトレンドが改善したことから増収幅が拡大した。
営業利益は100億円増の2100億円(前期比113.7%)、経常利益は130億円増の2130億円(前期比113.7%)へ修正する。
営業利益は、イオンリテール(株)を中心としたGMS事業で粗利益率の改善と経費構造改革が進み大きく上回る予想だ。またSM事業は、粗利益率の改善と経費削減によって第4四半期には増益へ転じる模様。
国内市場に加え、国際事業も、中国、マレーシアの既存店が売上高と粗利益率が改善した。ベトナムも好調であることから増益幅が拡大する。
こうした営業利益の上振れに加えて営業外損益が想定を上回ることで、純利益も想定を60億円上回り、210億円(前期比186.6%)に修正される。