北雄ラッキーnews|売上高417億円3.2%減/営業利益増も経常利益0.8%減
北雄ラッキー(株)(北海道札幌市、桐生宇優社長)が2018年2月期決算を発表した。
売上高417億1100万円(前年同期比3.2%減)、営業利益4億0700万円(14.0%増)、経常利益4億3000万円(0.8%減)、当期純利益1億6400万円(5.5%減)となった。
対売上高営業利益率、経常利益率ともに1.0%。
北雄ラッキーでは店長主導の店舗運営を目指し、「現場力」「マーケティング力」の強化を図った。またCGCグループの電子マネー機能付き「コジカカード」への導入と切り替えを行い、利用者を対象とした販促活動を進めた。
商品政策では、52週重点商品を設定して拡販した。また「ラッキー100カテゴリー(強化カテゴリー)」を定め商品力強化に努めた。「ラッキー100カテゴリー」はプライベートブランド「ナチュラルラッキー」「テイスティラッキー」と即食・簡便商品、集客力のある「パワープライス」商品を柱にしている。
水道光熱費が前年を上回ったが、「コジカカード」の導入に伴って販売手数料が大幅に削減されたことから、販売費と一般管理費は前年同期比97.8%となり、営業利益増となった。
2017年度は「ラッキー西野2号店」を「ラッキーマート西野店」に新装開業させるなど2店を出店し、3店を改装した。閉店は1店。2018年2月末の店舗数は34店。