ビックカメラnews|上半期売上高4150億円7.7%増/経常利益34%増と絶好調
(株)ビックカメラ(東京都豊島区、宮嶋宏幸社長)が、2018年8月期第2四半期連結業績を発表した。
2017年9月1日から2018年2月28日まで6カ月の売上高は4150億6300万円(前年同期比7.7%増)、営業利益は133億4700万円(42.7%増)、経常利益は144億0400万円(34.3%増)、純利益は142億1100万円(32.4%増)。増収増益だった。
営業利益率は3.2%、経常利益率は3.5%。
同社グループは、接客力・専門性の向上、新規事業の拡大およびアフターサービスの強化に取り組むと同時に、生産性の向上に向け、システム統合効果の創出および物流改革に取り組んでいる。また、インターネット通販システムの刷新を踏まえ、オムニチャネルを含むインターネット通販事業を強化している。
物流改革は、物流拠点の統廃合を終え、現在では運営効率の最適化を進めている。店舗展開は、2017年9月29日に「ビックカメラ京王調布店」を開店、11月17日に「ビックカメラ船橋東武店」を開店した。
また、同社が「楽天市場」に出店し運営する「ビックカメラ楽天市場店」を、2018年4月に同社と楽天との合弁会社が運営する「楽天ビック」として刷新し、新たなサービスの提供を開始した。
この他、グループ会社の(株)ソフマップが、2018年3月8日にiPhoneやiPadの中古専門店「Re Collection(リユースコレクション)」を開店した。また、同社と日本空港ビルデング(株)との合弁会社Air BIC(株)が、4月3日に「Air BIC CAMERA 中部国際空港セントレア店」を開店した。
通期の売上高は8350億円(5.6%増)、営業利益は270億円(23.5%増)、経常利益は284億円(16.6%増)、当期純利益は164億円(21.4%増)を見込んでいる。