みやぎ生協news|「宮城県産パプリカ」みやぎ生協48店舗で7/21販売開始

みやぎ生活協同組合(宮城県仙台市)は7月21日(木)から、宮城県産パプリカの認知度を高めるため、パプリカ生産法人3者が個包装用の共通パッケージを用いて、宮城県内48店舗のみやぎ生協で販売を開始する。赤・黄色ともに198円(税抜き)。

参加するパプリカ生産法人3者は、(株)ベジ・ドリーム栗原(栗原市・大衡村) 栽培面積 6.2 ㏊(平成23年完成)、(株)デ・リーフデ北上(石巻市) 栽培面積 1.1 ㏊(平成28年完成)、(株)デ・リーフデ大川(石巻市) 栽培面積 0.9 ㏊(令和3年完成)。

今回の販売は、スマート農業実証プロジェクト「パプリカスマート商流の実現と他社間連携による安定出荷体制の構築」の一環となる。スマート農業実証プロジェクトとは、農林水産技術会議が推進する、ロボット、AI、IoTなど先端技術を活用した「スマート農業」を実証し、社会実装を加速させていく事業のこと。スマート農業技術を実際に生産現場に導入し、技術実証を行うとともに、技術の導入による経営への効果を明らかにすることを目的としている。「ベジ・ドリーム」「デ・リーフデ」では、AIを使用した生産で生産量の見える化を行い、お互いの出荷数量の把握や、出荷のコントロールにつなげることを目指している。

国内で流通しているパプリカは,全体の約8割以上が外国産で占められている。しかし、宮城県は夏季が冷涼で、冬季に十分な日射量があり、施設園芸に最適な環境であることから、平成16年より宮城県パプリカの生産量が徐々に増え始めた。平成21年に大規模園芸施設が整備され、平成24年からはパプリカ出荷量が全国第1位となっている。

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