西友 年明けストック買いキャンペーン

西友が消費増税を控えて「増税前にストック買い（まとめ買い）！キャンペーン」を実施する。来年1月5日から2月18日までの期間、生活必需品を低価格で提供する。

西友は11月初旬に全国の20代以上の主婦1000人を対象に「消費税増税前のまとめ買い意向調査」を実施。増税前にスーパーマーケットなどで購入する食品や日用品などのうち、まとめ買いしたい商品を尋ねた。

その結果、食品では「砂糖・塩」「食用油」「醤油」などの調味料、非食品では「シャンプー・リンス」「石鹸・ボディソープ」「洗濯用洗剤」などが上位に並んだ。

1月5日からスタートするキャンペーンでは、調査で明らかになったまとめ買いしたい食品・非食品の上位20カテゴリーを低価格で提供する。テレビCMも使ってキャンペーンのインパクトを訴求する。

西友によれば、2013年12月時点の主要食品・日用品920品目については、2013年2月末と比較して平均約9.6％安い価格で提供しているという。

エブリデー・ロープライス（EDLP）戦略のもと「地域で一番安いお店を目指す」をマニフェストに掲げる西友。今回のキャンペーンを第一弾として、その後も2月下旬から第二弾「81円（税抜）キャンペーン（仮）」、3月上旬から第三弾「よりどりまとめ買いキャンペーン（仮）」を計画している。

西友は、消費増税を目前に消費マインドも改まる年明けから、低価格を印象づける施策を次々と繰り出す戦略だ。
この「早仕掛け」は米国本国のウォルマートそのもの。
西友はウォルマートの基本戦略を忠実に展開しつつ、日本マーケットに対応する。その政策にブレがない。これが現在の西友の強みとなりつつある。

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