4月家電チェーン統計|販売額3342億円0.8%増/ビックカメラ10.3%二桁増
経済産業省発表の「商業動態統計速報」の4月の家電大型専門店販売額は3342億円、0.8%増だった。店舗数は1.7%増加し、2532店舗となった。
(経済産業省大臣官房調査統計グループ編商業動態統計月報より)
携帯電話などの「通信家電」が8.1%と大きく伸びた。新年度、新生活需要で、生活家電が3.8%と売上げを伸ばしている。苦戦したのはパソコンなどの情報家電で、6.6%減少した。
主要家電大型専門店で月次報告を公表しているのは3社(%は前年同月比)。ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、ノジマは公表していない。
(株)ビックカメラ
ビックカメラ+コジマ 全店売上げ +8.5%
ビックカメラ 全店売上げ +10.3%
(株)エディオン
全店売上げ +2.0%
直営店売上げ +2.3%
(株)ケーズホールディングス
グループ売上げ +0.2.%
*グループ(ケーズホールディングス、デンコードー、ギガス、関西ケーズデンキ、ビック・エス、北越ケーズ、九州ケーズデンキ、FC)
4月は3社とも前年をクリアした。エディオンとケーズホールディングスは、新年度の4月は好調なスタートとなった。ビックカメラは10.3%と二桁増。音響映像10.2%、家庭家電8.9%、情報通信機器9.0%など、すべての商品カテゴリーが好調だった。