6月家電チェーン統計|販売額3504億円7.6%増/AV家電16.3%と二桁増
経済産業省発表の6月の「商業動態統計速報」では、家電大型専門店販売額は3504億円と7.6%増と大きく伸長した。店舗数は1.5%増え、2540店舗。
(経済産業省大臣官房調査統計グループ編商業動態統計月報より)
6月は、「AV家電」が16.3%と二桁増。続いて「通信家電」9.2%、「生活家電」9.1%も大きな伸び。そして「情報家電」1.7%、「その他」4.3%。唯一「カメラ類」は▲2.0%で前年に届かなかった。
主要家電大型専門店で月次報告を公表している3社の6月の結果(%は前年同月比)を見てみよう。ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、ノジマは公表していない。
(株)ビックカメラ
ビックカメラ+コジマ 全店売上げ +11.4%
ビックカメラ 全店売上げ +11.2%
(株)エディオン
全店売上げ +8.8%
直営店売上げ +9.9%
(株)ケーズホールディングス
グループ売上げ +11.2%
*グループ(ケーズホールディングス、デンコードー、ギガス、関西ケーズデンキ、ビック・エス、北越ケーズ、九州ケーズデンキ、FC)
6月は商業動態統計も売上高7.6%増と大きく伸長したが、主要3社も好調だった。ビックカメラ+コジマは11.4%、ビックカメラが11.2%、ケーズ電気11.2%と二桁増。エディオンも全店で8.8%、直営店は9.9%。家電業態にとって好調な1カ月だった。