7月家電チェーン統計|販売額4525億円▲1.5%/「情報家電」「カメラ類」二桁減

経済産業省発表の7月の「商業動態統計速報」では、家電大型専門店販売額は4525億円で1.5%前年を下回った。店舗数は1.2%増え、2541店舗。


(経済産業省大臣官房調査統計グループ編商業動態統計月報より)

7月で前年を上回ったのは「通信家電」3.7%と「生活家電」3.1%の2カテゴリー。一方で、「情報家電」▲14.7%と「カメラ類」▲12.4%は、二桁の大幅な減収だ。「AV家電」は▲0.5%、「その他」は▲3.9%だった。

主要家電大型専門店で月次報告を公表している3社の7月の結果(%は前年同月比)を見てみよう。ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、ノジマは公表していない。

(株)ビックカメラ
ビックカメラ+コジマ 全店売上げ +2.1%
ビックカメラ 全店売上げ +0.4%

(株)エディオン
全店売上げ  +5.9%
直営店売上げ +6.4%

(株)ケーズホールディングス
グループ売上げ +1.3%
*グループ(ケーズホールディングス、デンコードー、ギガス、関西ケーズデンキ、ビック・エス、北越ケーズ、九州ケーズデンキ、FC)

7月の主要3社の売上高はいずれも前年を上回った。しかし、ビックカメラ、コジマ、ケーズは6月の二桁増に対し、伸び率は鈍った。

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