9月家電チェーン統計|通信家電23%伸長し販売額7.4%増/ケーズ12.6%増
経済産業省発表の9月の「商業動態統計速報」では、家電大型専門店販売額は3392億円で7.4%増と好調だった。店舗数は1.5%増え、2546店舗。
(経済産業省大臣官房調査統計グループ編商業動態統計月報より)
9月は、「通信家電」が23.0%増と大きく伸長した。「生活家電」も9.0%増。半面「カメラ類」は10.3%前年を下回った。
主要家電大型専門店で月次報告を公表している3社の9月の結果(%は前年同月比)を見てみよう。ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、ノジマは公表していない。
(株)ビックカメラ
ビックカメラ+コジマ 全店売上げ +8.6%
ビックカメラ 全店売上げ +6.3%
(株)エディオン
全店売上げ +9.8%
直営店売上げ +10.5%
(株)ケーズホールディングス
グループ売上げ +12.6%
*グループ(ケーズホールディングス、デンコードー、ギガス、関西ケーズデンキ、ビック・エス、北越ケーズ、九州ケーズデンキ、FC)
9月の売上高は、災害特需もあって3社とも伸び率も高く好調に推移した。エディオンとケーズは上半期を終えた。エディオンの上半期売上高は4.4%増、ケーズは3.4%増と堅調だ。8月が決算期のビックカメラは、新年度を好調にスタートさせた。