12月ドラッグストア統計|販売額4.2%増/2018年6.4兆円で5.9%増収
経済産業省発表「商業動態統計速報」12月のドラッグストア販売額は5903億円で、前年同月4.2%増と好調だ。店舗数は5.2%増加して、1万5825店となった。
2018年の販売額は6兆4158億円で、前年から5.9%増加した。
(経済産業省大臣官房調査統計グループ編商業動態統計月報より:以下同じ)
12月は9カテゴリー中8カテゴリーが前年を上回った。伸び率が高かったのは「食品」7.2%。「健康食品」5.4%、「家庭用品・日曜消耗品・ペット用品」4.8%。主力カテゴリーのヘルスケア用品・介護・ベビーが1.6%減少した。
ドラッグストア主要チェーン5社の12月の成績を見てみよう(%は前年同月比)。
(株)ツルハホールディングス
[既存店] 売上げ +0.1% 客数 ▲ 0.7% 単価 +0.8%
[全 店] 売上げ +21.1% 客数 +17.3% 単価 +3.2%
ウエルシアホールディングス(株)
[既存店] 売上げ +4.4% 客数 +2.9% 単価 +1.5%
[全 店] 売上げ +10.2% 客数 +9.7% 単価 +0.5%
(株)マツモトキヨシホールディングス
[既存店] 売上げ ▲2.6%
[F C] 売上げ ▲1.5%
[全 店] 売上げ +0.5%
(株)サンドラッグ ドラッグストア事業
[既存店] 売上げ ▲2.4%
[全 店] 売上げ ▲0.8%
(株)コスモス薬品
[既存店] 売上げ +1.1%
[全 店] 売上げ +9.2%
主要5社のうち既存店売上高が前年を上回ったのは、ウエルシア4.4%、コスモス薬品1.1%、ツルハ0.1%の3社。マツモトキヨシ▲2.6%とサンドラック▲2.4%は前年割れした。客数を公表しているのは2社。ウエルシアは2.9%増だったが、ツルハは0.7ポイント前年同月より客数割れした。