1月総合スーパー統計｜食料品･衣料品売上げ伸びず既存店3.4％減
日本チェーンストア協会から「チェーンストア販売統計1月度速報」が発表された。この協会の加盟社には総合スーパー業態を運営する企業が多いことから、この統計を総合スーパーの動向として報告する。
加盟企業数58社、1万0481店舗。企業数は12月と変わらないが、店舗数は34店舗増加した。また前年同月から527店舗増えている。
1月の総販売額は1兆0878億5483万円。既存店は前年同月を3.4ポイント下回った。
食料品は3.8%減。前年相場高だった農産品は、今シーズンは相場安の影響から大きく7.3%減少した。暖冬でコート類など冬物衣料が不調だった衣料品は11.7％減。一方で、住関連は家具・インテリアが3.0％増と好調で、前年を0.6ポイント上回った。
部門別の売上高（売上構成比）と、店舗調整後の前年同月比。
食料品 7067億3983万円（65.0％）▲3.8％
・農産品 1003億8573万円 （9.2％）▲7.3％
・畜産品 871億5180万円 （8.0％）▲3.6％
・水産品 679億7202万円 （6.2％）▲3.7％
・惣菜 855億8285万円 （7.9％）▲1.2％
・その他食品 3656億4743万円（33.6％）▲3.5％
衣料品 830億4763万円 （7.6％）▲11.7％
・紳士衣料 174億8548万円 （1.6％）▲14.2％
・婦人衣料 233億8338万円 （2.1％）▲11.9％
・その他衣料・洋品 421億7877万円 （3.9％）▲10.5％
住関連 2252億1334万円（20.7％）+0.6％
・日用雑貨品 857億6556万円 （7.9％） ▲0.1％
・医薬・化粧品 338億5337万円 （3.1％） +0.4％
・家具・インテリア 637億3055万円 （5.9％） +3.0％
・家電製品 82億3877万円 （0.8％）▲9.4％
・その他商品 336億2509万円 （3.1％） +0.8％
サービス 26億4730万円 （0.2％）▲1.9％
その他 702億0673万円 （6.5％）+0.1％