1月ドラッグストア統計|販売額5320億円5.3%増/健康食品9.2%増と好調
経済産業省発表「商業動態統計速報」では1月のドラッグストア販売額は5320億円と、前年同月比5.3%伸長した。店舗数は5.1%増加して1万5852店。
(経済産業省大臣官房調査統計グループ編商業動態統計月報より)
1月は9カテゴリーすべてが前年を上回った。伸び率が高かったのは健康食品9.2%増。ヘルスケア用品・介護・ベビー、食品はともに6.2%増。OTC医薬品5.5%、家庭用品・日曜消耗品・ペット用品4.8%、ビューティ(化粧品・小物)4.3%、トイレタリー3.4%、調剤医薬品3.2%と続く。
ドラッグストア主要チェーン5社の1月の既存店成績を見てみよう(%は前年同月比)。
ツルハホールディングス(売上げ+1.5%)*客数▲0.2%、単価+1.7%
ウエルシアホールディングス(売上げ▲1.6%)*客数▲2.6%、単価+1.0%
マツモトキヨシホールディングス(売上げ▲1.4%)
サンドラッグ ドラッグストア事業(売上げ+0.3%)
コスモス薬品(売上げ▲0.2)
商業動態統計速報では5.3%増と好調さを報じているが、主要5社のうち既存店売上高が前年を上回ったのは、ツルハ1.5%と、サンドラッグ0.3%。コスモス薬品▲0.2%、マツモトキヨシ▲1.4%、ウエルシア▲1.6%は前年割れだ。