1月家電チェーン統計|販売額0.9%増/通信家電13.2%増・カメラ類12.4%減

経済産業省発表の1月「商業動態統計速報」では、家電大型専門店販売額は3857億円で0.9%増だ。店舗数は0.8%増えて、2547店舗。



(経済産業省大臣官房調査統計グループ編商業動態統計月報より)

1月は通信家電が13.2%と二桁増。生活家電、情報家電もわずかだが伸長した。一方で、カメラ類は12.4%減と低迷した。AV家電も1.9%減。

主要家電大型専門店で月次報告を公表している3社の1月の成績を見てみよう。ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、ノジマは公表していない。

(株)ビックカメラ
ビックカメラ+コジマ 全店売上げ +0.2%
ビックカメラ 全店売上げ ▲2.4%

(株)エディオン
全店売上げ  +0.4%
直営店売上げ +0.7%

(株)ケーズホールディングス
グループ売上げ ▲2.0%
*グループ(ケーズホールディングス、デンコードー、ギガス、関西ケーズデンキ、ビック・エス、北越ケーズ、九州ケーズデンキ、FC)

1月は、ビックカメラ+コジマ全体では0.2%増収したが、ビックカメラは2.4%減収だ。ビックカメラのカテゴリー別売上高を見ると、音響映像商品が10.2%前年を下回っている。テレビやデジタルカメラ、オーディオが低調だった。また、家庭電化商品もエアコンや調理家電が売上げを伸ばせず2.9%減。情報通信機器も1.1%減。パソコン本体は売上げを伸ばしたものの、周辺機器やスマートフォンが低迷した。

エディオンは0.4%増だが、ケーズホールディングスは2.0%前年に届かなかった。

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