2月コンビニ統計|既存店売上高2%増・客数0.1%増/カウンター商材好調

日本フランチャイズチェーン協会(東京都港区、中山勇会長)が2月度コンビニエンスストア「統計調査月報」を発表した。

調査対象企業は、(株)セイコーマート、(株)セブン-イレブン・ジャパン、(株)ファミリーマート、(株)ポプラ、ミニストップ(株)、山崎製パン(株)デイリー山崎事業統括本部、(株)ローソンの7社。

2月は、全店、既存店ともに売上高は前年を上回った。カウンター商材が好調だった。また、調理麺や冷凍食品、おにぎりなどの中食売上げが伸長した。さらに、たばこも好調に推移した。

既存店売上高は、7513億5000万円。前年同月比2.0%増で、4カ月連続で前年を上回った。客数も4カ月ぶりに0.1%増で11億8112万人だった。客単価は636円で1.9%増加した。

全店売上高は8257億1800万円で3.9%増、客数は1.6%増の12億7851万人。店舗数は1.1%増の5万5979店舗。計算すると、1店舗当たりの平均日販は52万7000円、1日当たりの客数は816人となった。

商品分野別売上高では、日配品は0.6%減、加工品は1.3%減。非食品はたばこが好調だったことで4.1%増の伸びた。また、サービスは23.7%増と大きく伸長した。

大手コンビニ3社の2月既存店売上高は、ファミリーマート1.5%、セブン-イレブン0.9%と、2社が増収。ローソンは0.1%減収だ。既存店客数は、セブン▲0.4%、ローソン▲1.8%は前年割れだったが、ファミマは0.2%増加した。サークルKサンクス全店のブランド転換を完了したファミマが、その効果を上げた。

>コンビニエンスストア「統計調査月報」

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