4月ホームセンター統計|販売額3.4%減/ニトリ3.9%増・DCM5.9%減
経済産業省発表の「商業動態統計速報」のホームセンター4月の販売額は2872億円で、前年同月比を3.4%下回った。店舗数は4345店で0.7%増加している。
(経済産業省大臣官房調査統計グループ編商業動態統計月報より)
4月は、DIY用具・素材0.2%増とその他5.2%増が前年を上回った。半面、園芸・エクステリア▲9.4%、インテイリア▲7.9%など7カテゴリ―は減少だ。
ホームセンター業界の主要4社およびホームファッションのニトリの4月既存店概況を報告する(%は前年同月比)。
ニトリ
売上げ+3.9%、客数±0.0%、客単価+3.9%
DCMホールディングス
売上げ▲5.9%、客数▲7.6%、客単価+1.8%
コメリ
売上げ▲5.2%、客数▲7.6%、客単価+2.6%
コーナン商事
売上げ▲0.8%、客数▲5.0%、客単価+4.4%
ナフコ
売上げ▲5.5%、客数▲8.1%、客単価 +2.8%
既存店売上高が前年を上回ったのは、ニトリの3.9%増だけ。ほかの4社は減収だ。DCM5.9%減、ナフコ5.5%減、コメリ5.2%減と大幅なダウン。客数減が響いた。その中でコーナン商事は客数5%減を客単価の4.4%増がカバーして、0.8%減とわずかな減収率に留めた。