7月ドラッグストア統計|販売額1.9%増/ツルハ・ウエルシア既存店増収

経済産業省発表「商業動態統計速報」によれば、7月のドラッグストア販売額は5775億円、前年同月比1.9%増。店舗数は前年より5.1%増加して1万6116店となった。6月は1万6058店だったから、ひと月で58店舗増えている。



(経済産業省大臣官房調査統計グループ編商業動態統計月報より)

カテゴリー別に見ると、調剤医薬品が13.0%増、家庭用品・日用消耗品・ペット用品が4.1%増、食品が3.3%増、OTC医薬品が1.3%増、その他が5.0%増となった。一方、健康食品が3.9%減、ヘルスケア用品(衛生用品)・介護・ベビーが2.7%減、ビューティケア(化粧品・小物)が1.9%減、トイレタリーが1.0%減となった。

主要ドラッグストア5社の既存店成績(%は前年同月比)を見てみよう。

(株)ツルハホールディングス 売上げ+1.2% (客数▲1.4%、単価+2.6%)
ウエルシアホールディングス(株) 売上げ+1.8% (客数▲2.6%、単価+4.4%)
(株)コスモス薬品 売上げ▲1.5%
(株)サンドラッグ ドラッグストア事業 売上げ▲5.0%
(株)マツモトキヨシホールディングス 売上げ▲4.3% (FC+4.8)

既存店売上高が前年同月を上回ったのは、ツルハ1.2%とウエルシア1.8%だけである。それでも両社の客数は前年比マイナスだ。

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