10月ドラッグストア統計|販売額5325億円/調剤医薬品8.9%・食品7.4%増

経済産業省発表「商業動態統計速報」によれば、10月のドラッグストア販売額は5325億円、前年同月比0.1%増。店舗数は前年より5.0%増加して1万6295店となった。前月に比べて100店舗増えている。

カテゴリー別に見ると、ビューティケア(化粧品・小物)が6.2%減、トイレタリーが5.8%減、OTC医薬品が4.4%減、健康食品が4.4%減、ヘルスケア用品(衛生用品)・介護・ベビーが2.6%減、家庭用品・日用消耗品・ペット用品が1.9%の減少となった。一方、調剤医薬品は8.9%増、食品7.4%増、その他が6.2%増だった。

主要ドラッグストア5社の10月度既存店売上高を見てみよう(%は前年同月比)。

(株)ツルハホールディングス 売上げ+14.4% (客数+1.9%、単価+12.2%)
ウエルシアホールディングス(株) 売上げ▲2.5% (客数▲4.0%、単価+1.5%)
(株)コスモス薬品 売上げ▲4.7%
(株)マツモトキヨシホールディングス 売上げ▲12.5% (FC+9.5%)
(株)サンドラッグ ドラッグストア事業 売上げ▲15.7%

ツルハホールディングスは2桁の増収だが、期間は9月16日~10月15日と締め日がずれている。つまり駆け込み需要を取り込んでの増収だった。一方4社は反動減で前年を下回る。ツルハも11月度はマイナスに転じている。

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