11月コンビニ統計|キャッシュレス還元等の効果で既存店売上高1.0%増
日本フランチャイズチェーン協会(東京都港区、渡辺裕明会長)によると、コンビニエンスストアの11月は既存店・全店ともに前年を上回った。既存店売上高は8508億9700万円で、前年同月比1.0%増、全店売上高も9063億8100万円で1.7%増だった。
11月は、キャッシュレス還元等の効果によって客単価が伸びたうえに、温かい調理麺、冷凍食品、サラダ、デザートなどが引き続き好調に推移した。日配食品は1.0%増、加工食品0.6%増、非食品も0.1%増だった。サービスは7.9%増加した。
しかし売上げは伸長したが、全店・既存店ともに客数は2カ月連続のマイナスだ。既存店客数は、前年同月比1.5%減の13億5735万人。
総店舗数は0.03%減って5万5677店。
調査対象企業は(株)セイコーマート、(株)セブン-イレブン・ジャパン、(株)ファミリーマート、(株)ポプラ、ミニストップ(株)、山崎製パン(株)デイリーヤマザキ事業統括本部、(株)ローソンの7社。
大手コンビニ3社は三者三様の結果だった。
既存店売上高は、
セブン-イレブン1.1%増
ファミリーマート0.3%増
ローソン0.4%減
客数は
セブン-イレブン2.0%減
ファミリーマート0.8%減
ローソンが2.1%減
そして、客単価は
セブン-イレブン3.2%増
ファミリーマート1.1%増
ローソン1.7%増