12月コンビニ統計|既存店3カ月ぶりの0.3%減/セブン-イレブンは0.9%増
日本フランチャイズチェーン協会(東京都港区、渡辺裕明会長)によると、12月のコンビニ既存店売上高は9155億6500万円で、3カ月振りに前年同月比0.3%減となり、前年を下回った。全店売上高は9697億3200万円の0.1%増。
12月は、クリスマス商材などのデザート類が好調に推移したことに加え、温かい調理麺、冷凍食品、サラダなどが引き続き好調だった。日配食品は0.2%増、加工食品は1.4%増、非食品は1.3%減だった。サービスは5.2%減少した。
売上げは伸長したが、全店・既存店ともに客数は3カ月連続のマイナスだ。既存店客数は、前年同月比1.1%減の13億8882万人。
総店舗数は0.2%減って5万5620店。大手チェーンの出店抑制が純減という数値に表れてきている。
調査対象企業は(株)セイコーマート、(株)セブン-イレブン・ジャパン、(株)ファミリーマート、(株)ポプラ、ミニストップ(株)、山崎製パン(株)デイリーヤマザキ事業統括本部、(株)ローソンの7社。
大手コンビニ3社の12月既存店業績はセブン-イレブンのみ増収。ただし客数減の傾向は続いている。
売上高
セブン-イレブン0.9%増
ファミリーマート1.2%減
ローソン0.7%減
客数
セブン-イレブン0.5%減
ファミリーマート2.1%減
ローソンが1.3%減
客単価
セブン-イレブン1.4%増
ファミリーマート0.9%増
ローソン0.6%増