2月ドラッグストア統計|前年比18.9%増/ウエルシア2割増など軒並み伸長

経済産業省発表「商業動態統計速報」によれば、2月のドラッグストア販売額は6054億円、前年同月比18.9%増と、消費増税前の駆け込み需要に匹敵する伸びを示した。店舗数は前年より4.7%増加して1万6457店で、前月に比べて6店舗増えている。


カテゴリー別に見ると、新型コロナウイルス関連でヘルスケア用品(衛生用品)と介護・ベビーが46.5%増と大きく伸びた。家庭用品・日用消耗品・ペット用品30.6%増、OTC医薬品18.0%増、食品17.8%増、調剤医薬品が16.2%増、トイレタリー14.5%増、健康食品13.2%増と、ビューティケア(化粧品・小物)2.9%増以外は二桁増。

主要ドラッグストア5社の2月度既存店売上高を見ても、軒並み増収だ(%は前年同月比)。

ウエルシアホールディングス(株)     +20.6% (客数+22.8%、単価-2.2%)
(株)マツモトキヨシホールディングス   +8.0% (FC+21.0%)
(株)コスモス薬品            +11.3%
(株)サンドラッグ ドラッグストア事業  +15.1%
(株)ツルハホールディングス       +7.1% (客数+8.3%、単価▲1.1%)

ウエルシアホールディングスとツルハホールディングスが客数・客単価を発表しているが、見ての通り、客数が大きく増えている。ほかの企業も同じ傾向だろう。

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