3月ホームセンター統計|2772億円3.4%増/ニトリ・コーナン客数二桁増加
経済産業省発表の「商業動態統計速報」によるホームセンター3月の販売額は2772億円で、前年同月比3.4%の増加となった。店舗数は2月から6店舗増えて、4355店舗。
カテゴリー別に見ると、家庭用品・日用品11.4%増、ペット・ペット用品4.9%増、DIY用具・素材4.2%増、園芸・エクステリア3.3%増、電気が2.5%の増加となった。一方、オフィス・カルチャーが15.9%と大きく落ち込み、カー用品・アウトドアが6.0%減、インテリア2.0%の減少となった。新型コロナウイルスの感染拡大のため、外出自粛するため、自宅でできるDIYや園芸用品が伸長した。
ホームセンター主要4社とホームファッションのニトリの3月の既存店(%は前年同月比)は、客数の増加が売上げを支えた。客単価は5社ともに減少している。
(株)ニトリ 売上げ+10.9%、客数+13.1%、客単価▲1.9%
コーナン商事(株) 売上げ+9.2%、客数+14.7%、客単価▲4.8%
DCMホールディングス(株) 売上げ+4.2%、客数+9.2%、客単価▲4.6%
(株)コメリ 売上げ+4.0%、客数+9.0%、客単価▲4.6%
(株)ナフコ 売上げ▲2.7%、客数+4.0%、客単価▲6.5%