6月ドラッグストア統計|売上高6.5%増/コスモス10.5%増・マツキヨ9.4%減
経済産業省発表「商業動態統計速報」によれば、6月のドラッグストア販売額は6128億円、前年同月比6.5%増となった。店舗数は前年より4.0%増加して1万6684店で、前月に比べて75店舗増えている。
カテゴリー別に見ると、ヘルスケア用品(衛生用品)・介護・ベビーが32.4%増、その他が15.7%増、家庭用品・日用消耗品・ペット用品が11.9%増、食品が11.3%増、調剤医薬品が7.0%増、トイレタリーが4.8%増、健康食品が1.0%増加となった。一方、ビューティケア(化粧品・小物)が11.6%減、OTC医薬品が0.7%の減少となった。
主要ドラッグストア5社の6月度既存店売上高を見てみよう(%は前年同月比)。食品比率の高い(株)コスモス薬品が好調で、インバウンド売上げ比率の高い(株)マツモトキヨシホールディングスは苦戦が続いている。
(株)コスモス薬品 +10.5%
(株)サンドラッグ ドラッグストア事業 +7.7%
(株)ツルハホールディングス +7.3% (客数+8.3%、単価+2.6%)
ウエルシアホールディングス(株) +6.6% (客数+1.4%、単価+5.2%)
(株)マツモトキヨシホールディングス ▲9.4% (FC+21.6%)