3月ドラッグストア統計|5940億円2.6%減/ウエルシア1.8%増
経済産業省発表「商業動態統計速報」によれば、3月のドラッグストア販売額は5940億円、前年同月に比べて2.6%減少した。昨年のコロナ特需の反動だろう。店舗数は前年より40店舗増えて1万6965店。
カテゴリー別に見ると、家庭用品・日用消耗品・ペット用品が7.5%減、ヘルスケア用品(衛生用品)・介護・ベビーが6.2%減、食品が4.1%減、ビューティケア(化粧品・小物)が1.9%減、OTC医薬品が1.7%の減少となった。一方、健康食品が7.4%増、調剤医薬品が4.9%の増加だった。
主要ドラッグストア5社の3月度既存店売上高(%は前年同月比)は、ウエルシアだけが増収だった。引き続きまとめ買い需要で客単価は伸びている。
ウエルシアホールディングス(株) +1.8% (客数▲12.6%、客単価+14.4%)
(株)マツモトキヨシホールディングス ▲1.1% (FC店+22.6%)
(株)サンドラッグ ドラッグストア事業 ▲4.1%
(株)コスモス薬品 ▲4.1%
(株)ツルハホールディングス ▲10.4% (客数▲23.1、客単価+16.5%)