4月コンビニ統計|既存店6.6%増/客数7.8%増と14カ月ぶりに前年クリア

一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会(東京都港区、増本岳会長)が2021年4月のコンビニエンスストア統計を発表した。4月は、前年の緊急事態宣言の反動から来店客数が前年をクリアし、売上高は全店・既存店ともに前年を大きく上回った。また生鮮食品、米飯類、ソフトドリンク、酒類が好調に推移した。

調査対象企業は(株)セイコーマート、(株)セブン-イレブン・ジャパン、(株)ファミリーマート、(株)ポプラ、ミニストップ(株)、山崎製パン(株)デイリーヤマザキ事業統括本部、(株)ローソンの7社。

既存店売上高は8425億0400万円で、前年同月比6.6%増。客数は12億3512万人で7.8%増だったが、客単価は682.1円と1.1%減少した。既存店の商品別伸び率は日配食品が6.3%増、加工食品が3.5%増、非食品が8.9%増、サービスが11.9%増。

全店ベースでは8821億7000万円で8.0%増。客数は12億9728万人で8.8%増、客単価は680.0円で0.8%減。総店舗数は5万5868店で0.2%増。

既存店・全店の客数は14カ月ぶりにプラスに転じた。客単価は既存店・全店ともに19カ月ぶりのマイナス。

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