12月ドラッグストア統計|6583億円1.2%増/2021年販売額は7兆3120億円
経済産業省発表「商業動態統計速報」によれば、2021年12月のドラッグストア販売額は6583億円で、前年同月比では1.2%増加した。
カテゴリー別にみると、調剤医薬品が前年同月比5.8%増、食品が3.7%増、家庭用品・日用消耗品・ペット用品が1.1%増、ビューティケア(化粧品・小物)が1.0%の増、トイレタリーが0.2%増。一方、ヘルスケア用品(衛生用品)・介護・ベビーが5.1%減、OTC医薬品が同3.8%減、健康食品が0.3%減。主要ドラッグストア5社の12月度既存店売上高(%は前年同月比)は、ウエルシアホールディングスだけが増収だった。
ウエルシアホールディングス(株) +1.3%(客数▲1.0%、客単価+2.3%)
(株)コスモス薬品 ▲0.9%
(株)ツルハホールディングス ▲1.4%(客数▲4.1%、客単価+2.8%)
(株)サンドラッグ ドラッグストア事業 ▲2.8%
(株)マツキヨココカラ&カンパニー ▲4.9%(FC店+13.2%)
2021年のドラッグストア販売額は 7兆3120億円の前年比0.4%増と、年間では堅調に推移した。