1月百貨店インバウンド動向|免税売上高約45億円で昨対12.5%増
(一社)日本百貨店協会(東京都中央区、村田善郎会長)のインバウンド推進委員会が2022年1月の「外国人観光客の売上高・来店動向」を発表した。調査はインバウンド推進委員店の88店舗が対象。
1月の免税総売上高は約44億9000万円で前年同月比は12.5%増加したが、新型コロナが世界的に感染拡大し始めた2020年1月との比較では85.9%減。売上高の内訳として、一般物品は約40億4000万円で49.7%増加した一方で、消耗品は約4億5000万円で65.2%減と大幅に下落した。
購買客数は約9000人で21.0%減少、20年比では97.9%減少。一人当たりの購買単価は約47万9000円で前年同月より42.4%増加している。