1月通販統計|売上高1128億円1.1%増/2020年度20%増の10.6兆円

公益社団法人日本通信販売協会(略称JADMA、東京都中央区、粟野光章会長)が1月度の売上高を発表した。会員企業は正会員437社。売上高統計はそのうち、協会の理事社・監事社を中心とする会員企業計119社を対象に集計している。アマゾンジャパンは含まれていない。

1月度の総売上高(119社)は1127億9600万円となり、前年同月比では1.1%増加した。

商品別では、「雑貨」が588億5000万円で1.1%増、「食料品」が213億4000万円で3.7%増、「衣料品」が174億3100万円で増減なし、「家庭用品」が109億7900万円で2.2%増、「通信教育・サービス」が13億4700万円で12.5%減。

1月度の1社当たりの平均受注件数は、5万9360件。これについて回答した企業は95社。

また2020年度(2020年4月~2021年3月)の通信販売市場の売上高についての速報値も発表した。売上高は、前年比20.1%増の10兆6300億円となり、金額ベースでは前年に比べ1兆7800億円の増加となった。コロナ禍の購入手段として活用されたこともあり、調査を開始した1982年度以来初めて、20%以上の伸び率となった。直近10年の平均成長率は8.7%で、1998年度以来、22年連続して増加傾向が続いている。

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