5月労働力調査|就業者数6730万人、完全失業者数は11カ月連続で減少
総務省統計局が発表した5月の「労働力調査」では、就業者数6730万人で、前年同月に比べ17万人増加し、2カ月連続の増加となった。
正規の職員・従業員数は3626万人で前年同月に比べ42万人増加し、3カ月連続で増加した。一方、非正規の職員・従業員数は2077万人で、こちらも前年同月より5万人増加し、4カ月連続で増加した。就業者が増加した主な産業は「情報通信業」「教育,学習支援業」「不動産業,物品賃貸業」など。
「卸売業,小売業」の就業者数は1018万人で、前年同月より39万人減少した。
完全失業者数は191万人で、前年同月に比べ22万人減少した。11カ月連続の減少で、完全失業率の回復傾向は続いている。完全失業率(季節調整値)は2.6%で、前月より0.1ポイント上昇した。