7月労働力調査|就業者数6755万人/「卸売業,小売業」の就業者数33万人減

総務省統計局が7月の「労働力調査」を発表した。就業者数6755万人で、前年同月に比べ2万人減少し、4カ月ぶりに減少に転じた。

正規の職員・従業員数は3609万人で前年同月に比べ17万人減少し、2か月連続の減少となった。一方、非正規の職員・従業員数は2105万人で、前年同月より32万人増加。こちらは6カ月連続で増加した。

就業者が増加した主な産業は 「情報通信業」、「生活関連サービス業,娯楽業」、「医療,福祉」など。減少した主な産業は「卸売業,小売業」、「製造業」、「建設業」など。

「卸売業,小売業」の就業者数は1047万人で、前年同月より33万人減っている。6月に続き、減少数は他のどの産業より多くなっている。

完全失業者数は176万人で、前年同月に比べ17万人減少した。13カ月連続の減少となり、完全失業率の回復傾向は続いている。完全失業率(季節調整値)は2.6%で、3カ月連続で同率。

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