9月訪日外客数統計 | 20万6500人/新規⼊国再開以来初めて20万人を上回る

日本政府観光局(JNTO)が10月19日に発表した9月の訪⽇外客数は、20万6500人と3月の外国人の新規入国再開以来初めて20万を上回った。

9月は、外国人観光客向け添乗員なしパッケージツアーの受⼊れ再開や、ワクチン接種者に対する陰性証明書提示義務を廃止した影響があった。

COVID-19の影響前の 2019年同月数値と比較すると入国制限の影響等により、90.9%減となっている。

⽇本政府が今月11日から、観光目的の個人旅⾏による入国の再開等の水際緩和措置を実施したことを受け、地域の受入環境整備（持続可能な観光への取組強化、ポストコロナの旅⾏ニーズへの対応など）の加速化や、入国手続き等の実用情報の的確な発信とともに、これからの訪日観光の柱となるサステナブル・ツーリズム、アドベンチャートラベル、高付加価値旅⾏等の情報発信やMICE誘致のプロモーション等、インバウンドの本格的な回復に向けた取り組みを強化していくことが求められる。