9月コンビニ統計|既存店1.5%増・客数2.5%増/外出需要で好調
(一社)日本フランチャイズチェーン協会(東京都港区、増本岳会長)が9月のコンビニエンスストア統計を発表した。調査対象企業は、(株)セイコーマート、(株)セブン‐イレブン・ジャパン、(株)ファミリーマート、(株)ポプラ、ミニストップ(株)、山崎製パン(株)デイリーヤマザキ事業統括本部、(株)ローソンの7社。
9月は行動制限がなく、外出先での需要が増加したことから、おにぎりや弁当、調理麺、揚げ物、ソフトドリンクなどが好調に推移した。その結果、全店・既存店ともに売上高が前年を上回った。
既存店売上高は8983億5700万円で前年同月比1.5%増。7カ月連続の増収となった。客数は2.5%増加したが、平均客単価は1.0%減少した。
商品構成比および前年比では、日配食品が構成比35.1%・5.5%増、加工食品が構成比26.2%・3.0%増、非食品が構成比33.6%・5.7%減、そしてサービスが構成比5.1%・20.8%増。
全店ベースでは売上高9350億5800万円の2.3%増。客数2.8%増、客単価0.4%減、そして総店舗数は5万5872店。