コメリnews|リフォームに関する意識調査/節約志向が高まっている人が93%
(株)コメリ(新潟市南区、捧雄一郎社長)は4月19日(水)、新生活シーズンにあわせて実施した、リフォームに対する意識調査の結果を発表した。
調査期間は4月3日から4月5日まで。調査対象は、月に1回以上ホームセンターに行き、かつ直近1年以内にリフォームを検討したことがある全国の30代~60代の男女400人。調査方法は「インターネットリサーチ」。
■物価高騰で、節約志向が高まっている人が93%。リフォームを考えるほとんどの人が、省エネ対策にも関心大。
まず、身近に起きている「物価高騰」について、節約志向の変化を質問した。「節約志向が高まっている」と回答をした人は93.0%で、大多数の人が節約意識を持っていることが分かった。また、節約のために省エネ(電気のスイッチをこまめに消す等)を意識している人も95.3%と多く、リフォームを1年以内に検討したことがある人のうち、90.3%は省エネ対策にもつながるリフォームをしたいと思っていることも分かった。
■リフォームをしたいのに、できていない人が約65%。
リフォームをしたいと思っている人に対して実際の状況を質問した。リフォームをしたいと思っているができていない人の割合は64.8%と半数を大きく超えた。さらにリフォームをするのに障壁となっている理由を調査したところ、TOP3には「金銭的に難しい」「業者選びが難しい」「リフォームの敷居が高い」が並んだ。
■リフォームを検討したくなる場所TOP3は「水まわり」
リフォームのニーズについて知るために、今の家への満足度やリフォームをしたい箇所について質問した。リフォームを検討したことがある人であっても、自宅に満足している人の割合は意外にも高く、全体の66.1%が満足していると回答した。リフォームをしたい場所TOP3には「キッチン」「浴室」「トイレ」が挙がった。なお、30代は「キッチン」の60%に続いて、59%が「リビング」という回答があり、若年層ほどキッチンやリビングを重視している傾向があることもわかった。
■業者や専門店への相談について、約8割が「敷居が高い」と感じている
ここまでの調査で、リフォームへの興味や、リフォームへの期待は大きいものの、なかなかアクションにつながることは多くないことが分かった。リフォームを検討する際に不安に感じることのTOP3として「見積もりの相場や価格がわからない」「工期がどれくらいかかるのか」「会計が不明瞭」などの知識に関係する点が多く挙げられているものの、リフォームの業者は敷居が高く、気軽に相談をしにくいと感じているのが現状だった。一方で、リフォームに望むことについても伺ったところ、「希望する費用感でリフォームできるか」「アフターサービスが充実しているか」「気軽に相談できるか」が重要視されていることがわかった。